【安全でキレイな】豊橋のほくろ取り

男性・女性問わず、ほくろに悩んでいらっしゃる方は多いです。

ほくろがあることでコンプレックスを感じるだけでなく、ほくろの数が少しずつ増えたりほくろが徐々に大きくなったりすると、美容の面でも、病気の面でも心配せずにはいられなないでしょうか?

例えば、このように思ったことはありませんか?

「ほくろだと思っていたけど、なんかちょっと大きくなってないかな?もしかして病気?」

そうです。
ほくろを除去したいと思い当院へ来院した方でも、よく見たらほくろではなく、悪性の腫瘍だったことというのもあります。
こういった例は少なくありませんので、自分のほくろがどのようなものかを知っておくことは大切かもしれませんね。

 

ほくろとは何?

【結論】ほくろ=良性の腫瘍

ほくろは、医学的には色素性母斑(しきそせいぼはん)と呼ばれ、母斑細胞(ぼはん)が増殖してできたものです。もう少し具体的に話すと、メラニンメラノサイトと呼ばれる、皮膚の内側にある茶色や黒色の色素が変質し(母斑細胞)、増殖した腫瘍です。
※一般的にメラニンが多いと皮膚は黒くなり、少ないと白くなると言われます。

ほくろは黒いものという印象が強いかもしれませんが、茶色や褐色(黒ずんだ茶色)のほくろも存在するので、「しみ」とよく間違われやすいです。そこで、ほくろとしみの特徴を覚えておくと良いでしょう。

  • 大きさ→ 大小さまざま
  • 形  → 形は平べったいものから盛り上がって隆起を形成するもの
  • 色  → 黒、茶色、褐色

 

 

どんなほくろが危険?

ほくろは良性腫瘍ですが、ほくろのガンといわれるメラノーマ(悪性黒色腫)は危険とされています。

メラノーマは、多くの皮膚がん関連の死亡の原因となっていて、早期発見と治療は生存率を向上させることができます。

Smartphone applications for triaging adults with skin lesions that are suspicious for melanoma.Cochrane Database of Systematic Reviews(2018)John Wiley & Sons, Ltd

 

といっても、人種間での差があり、発生率は白人が最も高く、日本人は10万人あたり1~2人とされています。そう思うと、そんなに頻発するようなものでは無いとも思えますね。

また、メラノーマはほくろとの区別が難しいことがあります。そこでメラノーマを区別するためのABCDEというものをご紹介します。

 

・左右非対称の不規則な形
・ほくろの境界が不明瞭
・大きさが不均一
・色調に濃淡がある
・直径が6mm以上
・変化(大きくなるの)が早い、

これらの所見に当てはまると、メラノーマ(悪性腫瘍)の可能性がありますので、早く専門機関を受診したほうが良いと思います。
※当院でも、メラノーマを疑う所見を見つけたら、専門機関へとご紹介しています。

メラノーマ(皮膚がん)を疑う場合(医療者向け)
A: Asymmetry 形が左右非対称性

B: Border of irregularities 辺縁がギザギザして不整、色のにじみ出しがある

C: Color variegation 色調が均一でない。色むらがある

D: Diameter greater than 6mm 長径が6mm以上

E: Enlargement or evolution of color change, shape, or symptoms 大きさの拡大、色や形、症状の変化

Abbasi NR, et al. JAMA 2004; 292(22): 2771-2776.

 

 

 

ほくろを取り除くには?

ほくろを取るとなると「病院へ行く」というものが普通ですが、最近ではセルフほくろ取りといった自宅でやれるほくろ取りが流行っているようです。

最近では当院でも「セルフほくろ取りをやっても大丈夫ですか?」と質問をされる方がいらっしゃいますが、当然オススメはしていません。

なぜかというと…
傷跡ややけど跡が残ったり感染症などの危険があるからです。

綺麗になろうと思っていることでしたら、絶対にやらないほうがいいです。

 

当院では傷跡がキレイ・痛みも少ない・数分で終わる
炭酸ガスレーザー(Co2レーザー)
を導入し、ほくろを安全に取り除いています。

 

炭酸ガスレーザーとは?

レーザーメスとも呼ばれています。
炭酸ガスレーザーは隆起した(盛り上がった)ほくろやいぼを安全に取り除くことができる治療となります。肌の深層にある組織や周りの皮膚に必要以上のダメージを与えないことで、メスによる切開に比べて目立つような傷跡も残りにくいことが特徴です。

治療時は局所麻酔を行い、痛みをできる限り抑えるといった対応もしています。

まとめ

誰にでもあるほくろ。しかし、そのほくろは病気かもしれませんし、そうでなくてもコンプレックスとなり、悩みを抱えてしまうことも多いです。もしも、その気になるほくろを除去することで、明るい未来や自身に満ち溢れた笑顔を手に入れることができれば、十分その価値はあります。

美容目的でほくろの除去を考えている場合は、大きさや深さなどにより、どのような処置が最適なのかを、きちんと診察する必要があります。治療方法や費用も医療機関によって違いがありますので、事前のリサーチやインフォームドコンセトが必須。後悔のない治療を受けるためにも、慎重に選んではいかがでしょうか?