豊橋ピアスセンター│初めてのピアス・ファーストピアスに最適│アレルギーの少ないチタン製

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医療ピアス開けのメリット│できあがりがキレイ

クリニックでファーストピアス・医療ピアスを開けるのメリットは、『できあがりがキレイなこと』です。

ピアスを開けるだけであれば、難しい手順は少ないかもしれません。

ただ、ピアス開けで大切なことは、『最終的なできあがり』です。

そのためには、ピアスで問題となる、感染・金属アレルギー・肉芽、に気をつけなければいけません。

 

ピアス開けの手順

  1. マーキング
  2. 麻酔テープ
  3. 消毒
  4. 穴あけ
  5. アフターケア説明
  6. 抗生剤・痛み止め処方

 

ピアス開けアフターケア│『何もしない』が最善

ピアス開けのアフターケアで大切なのは、『何もしない』ことです。

ただし、清潔を保ったり、やりすぎない程度の消毒は必要です。

 

あまり良くないとされていること

  • 軟膏を塗りすぎる
  • 消毒をしすぎる
  • ファーストピアスをくるくる回す
  • 抗生剤をきちんと飲む

 

ファーストピアスをくるくる回すと、ピアスホール(穴)の周りのかさぶたが取れてしまい、キレイなピアスホールを保てなくなります。

なるべく触らないことがポイントです。

 

ピアス開けの問題点

ピアス開けで問題となるのは、感染・金属アレルギー・肉芽、です。

感染対策としては、処置後の予防的な抗生剤内服が最善です。

金属アレルギー対策は、ファーストピアスの材質を金属アレルギーが起こりにくいもの(チタン・医療用ステンレス・純金)にすることで予防します。

これらを気をつけても、耳がボコボコになる原因の『肉芽(にくげ)』ができてしまうかもしれません。

肉芽は炎症の反応の結果なので、ステロイドの塗り薬が有効です。

しかし、しっかり塊になり安定化している肉芽に対しては、切除する処置が必要になります。

切除するとどうしてもその部分の耳の体積は減り、耳が小さく(短く)なります。

 

金属アレルギー│検査 & 治療

金属アレルギーを起こしにくい物質は、チタン・医療用ステンレス・純金、の3つです。

  • チタン
  • 医療用ステンレス
  • 純金

これらの材質は化学的に安定しており、イオン化しにくいのが特徴です。

『イオン化しにくい』とは、『材質が変化しにくい』という意味です。

ですので、これらの物質は、サビたり溶けたりはしにくいです。

逆に、メッキがはがれたり、色が変わったり、サビたりするようなピアスは、金属アレルギーが起こりやすいです。

 

金属アレルギーの症状は、主にかゆみ、赤くなる、腫れ、痛み、などの炎症症状です。

一旦これらの症状が起こると治りにくく、最終的に耳が変形してぼこぼこになることがあります。

ですので、金属アレルギーは予防が最も大切です。

金属アレルギーになりにくくするためには、『ファーストピアスを良い材質のものにする』『ピアスホールを安静に保つ』ことが大切です。

 

 

金属アレルギーが起こりやすい材質

金属アレルギーが起こりやすい材質には、コバルト・ニッケル・クロムがあります。

敏感な人の場合は、18金であっても、18金の中の不純物の金属が溶け出して体内に入り、金属アレルギーを引き起こすことがあります。

1位 コバルト
2位 ニッケル
3位 クロム

*コバルトとニッケルは、ほぼ同率1位

 

 

金属アレルギー│検査 & 治療

金属アレルギーの診断方法は、パッチテスト、血液検査の2つがあります。

パッチテストの方が、血液検査よりも診断能力が高いです。

パッチテストは、判定するのに1週間かかります。(パッチテストは当院では実施していません)

金属アレルギーの重度なものがあれば、ピアスを実施できませんし、途中でピアスホールが塞がることもあります。

金属アレルギーの治療は、抗ヒスタミン剤(アレルギー治療薬)、ステロイド薬が使われます。

  1. パッチテスト(診断能力が高い)
  2. 血液検査

パッチテストで確実に診断

  • パッチテストは、現在、アレルギー性接触皮膚炎の診断に最も有用な検査法である.
  • パッチテストよりも確実かつ有用な原因を解明する検査法は今も存在しない.

接触皮膚炎ガイドライン2020

パッチテストは判定に1週間かかる

  • 試薬を貼付後、48, 72, 96時間後、そして7日後に判定.
  • 4日経過してからアレルギー反応が起こることもある.

秋葉, 歯科金属アレルギー患者への対応~検査, 診断, 治療方針と他科連携~, 日本補綴歯科学会誌 14(3): 250-258, 2022

 

パッチテストは、『パッチテストパネル(佐藤製薬)』というキットが発売されており、2015年より保険適応となりました。

パッチテストパネルにより、ニッケル・コバルト・クロム・金、の4種類の金属に対するアレルギーが診断できます。

 

その他にも、鳥居薬品、スマートプラクティスジャパン(Smart-practice Canada)などが、パッチテストのキットを販売しています。

これらの中には、海外で広く使われる金属もあります。

 

参考│

・足立, 金属アレルギーの診断, MB Derma (307): 129-135, 2021

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