【痛みの少ない医療脱毛を目指して】レーザー脱毛│全身脱毛│ヒゲ脱毛【医師が解説】豊橋│豊川│田原│湖西│蒲郡│新城

医療脱毛か、エステ脱毛(いわゆる美容脱毛)かを選択するには情報が必要です。

それぞれのメリットとデメリット、優先順位はどれか、何を目指すのか、自分はどちらが向いているのか、バランスを考えて、選択することが大切です。

医療脱毛を選択するのであれば、痛みとの付き合い方が大切になります。

痛みを和らげるおすすめは、『レーザーの強さを下げ、時間をかけて行う』という方法です。

  • レーザーの施術者に、リアルタイムに自分の痛みを伝え、レーザーの強さを下げる
  • 時間をかけて1回の施術を行う

レーザーの施術者と、痛みの程度をリアルタイムに相談しながらレーザーの強さを調整すれば、痛みはなおさら少なくなるように工夫できます。

また、痛みの少ない脱毛スケジュールを組むことが可能になります。

白い毛(白髪)の脱毛はできない

年齢を重ねて白髪になってしまうと、レーザー脱毛はもうできません。

早めに脱毛処理していくことがおすすめです。

 

医療脱毛とは

医療脱毛は、医療機関でしかできない脱毛方法であり、永久脱毛をすることができます。

エステ脱毛や美容脱毛と異なり、医療脱毛は、特殊なレーザーを当てることで、脱毛効果を高めています。

また、レーザーの痛みも、機械が進化して、極めて痛みが少なくなっています。

永久脱毛の定義

永久脱毛の定義

  • 最終脱毛から1カ月後の毛の再生率が20%以下である状態
  • 3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%(3分の2)以上の毛が減っている状態

American Electrology Association・FDA

永久脱毛は、『永久に毛が生えない』という定義ではなく、『長い期間で毛が著しく生えてこなければ永久脱毛』と定義されています。

 

医療脱毛とエステ脱毛(美容脱毛)の違い

医療脱毛は、特殊なレーザーを使って、毛根までしっかり破壊し、脱毛していきます。

一方、エステ脱毛(美容脱毛)は、光(IPL)を使って脱毛しています。

エステ脱毛の光や熱は、毛根まで届かないため、一時的に毛量を減らす『減毛効果』はあるものの、『脱毛効果』は基本的にはありません。

  • 医療脱毛 ⇛ 脱毛効果
  • エステ脱毛 ⇛ 減毛効果
  • 美容脱毛 ⇛ 減毛効果

エステ脱毛でも、短期間で複数回やっていると、生えにくくはなりますが、なかなか終わりがありません。

医療脱毛 エステ脱毛(美容脱毛)
毛根まで届く 毛根には届かない
長期的な脱毛効果 一時的な減毛効果

医療脱毛=レーザー脱毛

 

  • アレキサンドライト
  • ヤグ
  • ダイオード
  • 光脱毛(=医療用IPL脱毛)

医療脱毛はレーザー脱毛のことです。

レーザーの種類は、主に4種類あり、アレキサンドライトが医療脱毛では一般的です。

レーザーの種類については詳しく後述します。

繰り返してレーザー照射することで脱毛効果が積み上がってきます。

医療脱毛をするということは、最終的に永久脱毛を目指していくことになります。

最も一般的に行われる医療脱毛のレーザーです
『アレキサンドライトで抜けない毛』に使います
痛みが少ない脱毛器です
いろいろな種類の毛に対応できます

長期的に脱毛効果を維持するために最適なレーザー:

  • アレキサンドライト
  • ダイオード
  • Nd:YAG(ヤグ)
  • IPL

また、ヤグレーザーは、波長が長いため、色素沈着した皮膚に最適なレーザーである.

Gan SD, Dermatol Surg. 2013 Jun;39(6):823-838

エステ脱毛(美容脱毛)

毛量を減らす『減毛』にはとても有効

エステ脱毛も、非常に一般的な方法です。

基本的には光脱毛(IPL脱毛)ですが、医療用のIPL脱毛の機械と比べて、出力(脱毛効果のパワー)は、弱いものになります。

毛量を減らす『減毛』にはとても有効です。

ただし、エステ脱毛(美容脱毛)の光線は、毛根に届くわけではないので、効果には限界あり、いわゆる永久脱毛を目指すのであれば難しいかもしれません。

  • 光脱毛(IPL脱毛)
  • SHR脱毛
  • 自宅用・家庭用の脱毛器

光脱毛は、エネルギーの違いにより、エステ用と医療用があります。

エステ用では高いエネルギーを出すことができません。

その分、値打ちで施術を受けることができます。

 

IPL脱毛(エステ用)
エステ脱毛の最も一般的な方法です

エステ脱毛の一般的な方法です。

SHR脱毛(エステ用)
最近、流行りのエステ脱毛です

SHRとは蓄熱式脱毛のことです。

痛みが少なく、施術が早いです。

エステ脱毛の中では主流となりつつあります。

自宅用・家庭用の脱毛器
エステ脱毛の小型版です

エステ脱毛の小型版です。

極めて抜けにくいです。

細かいケアをする分には十分かもしれません。

医療脱毛とエステ脱毛の見分け方

医師がいない施設であれば、エステ脱毛

『美容脱毛』とは、『エステ脱毛』のことです

『美容脱毛』とは”>『美容脱毛』とは『エステ脱毛』のことです。

美容外科や美容皮膚科などの医療機関で行っている脱毛は、『医療脱毛』と言います。

 

医療脱毛の効果

  • 体毛は6回
  • ヒゲ・VIOは 10回

普通の毛であれば、医療脱毛のレーザーを6回打つことができれば、脱毛はほぼ完成します

エステ脱毛(=美容脱毛)では、少し濃いくらいであれば、20回やっても数年するとまた生えてきてしまうこともあります。

レーザー脱毛はいつ抜ける?何回やる?

6-10回程度で、1-2年程度かかります

だいたい6回でほぼ長期に渡る脱毛効果と言われています。

ただ、完全に永久的に脱毛するというのは、どのレーザーでもできません。

顔やVIOなど、硬い毛は、10回程度必要な場合もあります。

エステ脱毛(=美容脱毛)はいつ抜ける?何回やる?

12-20回 程度で、約2-3年かかります

エステ脱毛(美容脱毛)で完全に永久脱毛するということはありません。

しかし、大部分でも抜ければ減毛になります。

ただ、長期間、脱毛処置をしないとまた生え揃ってしまうため、ケア(エステに通う)をし続ける必要はあります。

医療脱毛で1番良い間隔は1ヶ月

1ヶ月に1回、医療脱毛を行うのが最も効率が良い
4-6週間に1回やると、最短効率で脱毛効果を感じられます。
これは毛周期が1ヶ月毎だからです。
海外の研究でも、4-6週に1回の脱毛を推奨し、スケジュールを組んでいます。

1回だけの施術は逆にもったいない

医療脱毛は、2回以上当てると効果が積み上がってきます
医療脱毛は、レーザーを当てた分だけ効果が積み上がっていくため、途中で終わるともったいないです。
なるべく短期間で集中して脱毛を完了してしまう方が効率が良いです。
アジア人を対象にした研究でも、同様のことが言われています。

1回脱毛 vs 2回脱毛 vs 3回脱毛 の効果の違い

  • 1回脱毛 ⇛ 32%の脱毛効果
  • 2回脱毛 ⇛ 44%の脱毛効果
  • 3回脱毛 ⇛ 55%の脱毛効果

レーザー脱毛は繰り返す事で効果を発揮する.

 

(レーザーの条件)

  • アレキサンドライト
  • フルエンス 16-24 J/cm2
  • パルス幅 40 ms

Hussain M, Laser‐assisted hair removal in Asian skin: efficacy, complications, and the effect of single versus multiple treatments. Dermatol Surg 2003; 29: 249–254

医療脱毛でも9ヶ月放置するとまた生える

1回のレーザー照射のみだと、数ヶ月経過するとまた毛が生える

医療脱毛は、複数回やってはじめて効果が積み上がってきます

エステ脱毛(美容脱毛)であれば、なおさら回数を短い期間で当てなければ減毛できません。

中国の研究では、それなりに高い出力設定のヤグやダイオードでも、1回当てただけでは9ヶ月にまた毛が生えてしまうことが明らかになっています。

やはりせっかく医療脱毛をするなら、『4-6週間毎に最低6回の照射を繰り返す』が基本になります。

また、エステ脱毛(美容脱毛)は、このような研究データがありませんが、医療脱毛より出力が低いため脱毛効果も弱いことが前提となって考えていく必要があります。

『1回のレーザー照射では、また毛が生える』

ヤグもダイオードも、1回照射しただけでは、ほとんどの患者は、36週間後に再度、発毛した.

  • ヤグの設定: 70-80 J/cm2
  • ダイオードの設定: 30-35 J/cm2

H H Chan, An in vivo study comparing the efficacy and complications of diode laser and long-pulsed Nd:YAG laser in hair removal in Chinese patients, Dermatol Surg. 2001 Nov;27(11):950-4

 

医療脱毛の副作用と安全性

医療脱毛はいずれも安全性が高いです。

副作用は、エステ脱毛(美容脱毛)と共通であり、やけど、硬毛化現象など、になります。

医療脱毛はどのレーザーでも安全

すべてのレーザーは、現代の医療水準において安全に使われています

正しい操作で、正しい出力(フルエンス)であれば、安全に脱毛できます

アレキサンドライトでは、レーザーの強さ(フルエンス)が、8-18 J/cm2 の間で施術されることが多いです。

アレキサンドライト、ダイオード、ヤグ、IPLのすべてのレーザーで、副作用の発生する確率は低い.

Haedersdal M, Evidence‐based review of hair removal using lasers and light sources. J Eur Acad Dermatol Venereol 2006; 20:9–20

副作用があるとすればヤケド

やけどの発生率も1%未満と、極めてまれです

水ぶくれのようなやけど症状や、レーザーを当てたところの肌の色が黒くなったり白くなったりしたとの報告はありますが、いずれも一時的なものであり、永続的に症状が残ることはありません。

また、硬毛化(こうもうか)、ニキビ、白髪ができたり、埋没毛(まいぼつもう)の報告がありますが、こちらも確率が低い副作用です。

アレキサンドライトの出力(フルエンス)が、16 J/cm2 以下であれば、なおさら確率は低いです。

アレキサンドライト ( 16 J/cm2 )での副作用の研究:
脱毛6ヶ月後の脱毛率は、80.6%.

合併症はわずか2.2%であった.

  • 一過性の色素沈着過剰(0.7%)
  • 一過性の色素脱失(0.5%)
  • 毛嚢炎(0.5%)
  • 水疱形成(0.4%)

長期に色素変化したり、瘢痕化した例はなかった.

Kutlubay Z. Alexandrite laser hair removal results in 2359 patients: a Turkish experience; J Cosmet Laser Ther. 2009 Jun;11(2):85-93

アレキサンドライトの稀(まれ)な副作用:

  • 硬毛化(こうもうか)
  • ニキビ
  • 白髪
  • 埋没毛(まいぼつもう)

アレキサンドライトの設定

  • 脱毛器: ジェントルレーズ(キャンデラ社)
  • フルエンス: 8-16 J/cm2
  • パルス幅: 40-80 ms
  • スポットサイズ: 18mm

Rasheed AI. Uncommonly reported side effects of hair removal by long pulsed-alexandrite laser. J Cosmet Dermatol. 2009 Dec;8(4):267-274

日光アレルギーの場合は、じんましんが出ることあり

日光アレルギーの方は、一時的に『じんましん』が出ることもあります
『日光アレルギーや紫外線のアレルギーがある』と言われた方は、『じんましん』が一時的に出ることがあります。
このような場合でも、すぐに冷やすと30分以内に良くなることが多いです。
やけどの水ぶくれ(水疱)とじんましんは、見分けがつきにくいため、赤いブツブツができたら、まずはクーリングをすることで対応できます。
すぐに治まればじんましんとして考え、どれだけ弱い出力でも、次回も起こりうると考えます。
数日経ってからブツブツが良くなれば、レーザーでのやけどとして考え、レーザーの強さ(フルエンス)を次回からは下げてもらいましょう。

光線アレルギーを疑いやすい状況

出力 16 J/cm2 未満で、赤くなったら、光線アレルギーかもしれない

アレキサンドライトでは、レーザーの強さ(フルエンス)が、16 J/cm2 未満では、やけどが起こりにくいことが知られています。

16 J/cm2 未満で赤いブツブツが出てきたら、『光線アレルギーによるじんましん』を疑います。

『次回も、弱いレーザー出力でも、ブツブツがでるかもしれない』と思って、施術者と相談しましょう。

エステ脱毛(美容脱毛)であれば、一度、専門の先生と相談しましょう。

痛いところは『毛が太いところ』と『骨が近いところ』

ヒゲ・VIO・膝 は、割と痛い

毛が太いところは、当然レーザー照射も痛いです。

また、骨が近いところも痛みを感じやすいです。

特に『膝の少し下の部分』の脱毛は、骨が皮膚の表面から近いため、手足の中では、やや痛みを感じやすいです。

脱毛が痛い部分をあらかじめ知っておくと、心構えができます。

『硬毛化(こうもうか)』した場合は、ヤグレーザー

脱毛レーザーで、逆に毛が硬く、太くなってしまうことがある

脱毛目的でレーザーを照射したのに、逆に毛が太く、硬くなってしまうことがあります。

この現象を、『硬毛化(こうもうか)』と言います。

硬毛化(こうもうか)の原因として、『中途半端なレーザー刺激』が『発毛サイクルを活性化させてしまう』ことが言われていますが、詳しいメカニズムは未だ明らかになっていません。

硬毛化は、アレキサンドライトでも、ダイオードでも起こり得ます

  1. せなか
  2. 女性の顔と首

硬毛化しやすい部位は、腕と、背中と、女性の顔と首、です。

  1. 連続照射する
  2. 施術間隔を短くする
  3. ヤグレーザーに切り替える

硬毛化の予防方法に、確実なものはありません。

しかし、ヤグレーザーが照射できるのであれば、それが最も望ましい方法です。

アレキサンドライトでの硬毛化の発生率は、0.6-10%である.

Desai S, Paradoxical hypertrichosis after laser therapy. Dermatologic Surg 2010; 36: 291-298

女性の顔から首の毛は、33%と高い確率で硬毛化しやすい.

Uyar B, Effects of the 755 nm alexandrite laser on fine dark facial hair: review of 90 cases. J Dermatol 2012; 39: 430-432

一旦、硬毛化した場合は、ヤグレーザーへの切り替えが望ましい.

Desai S, Paradoxical hypertrichosis after laser therapy. Dermatologic Surg 2010; 36: 291-298

毛が埋まる『埋没毛(まいぼつもう)』を予防するためにできること

 

  1. 脱毛の期間をきちんと空ける
  2. 脱毛後に保湿して毛穴を柔らかくしておく

『皮膚の下に透けて見える毛が、皮膚の外に出てこれなくなっている状態』が、『埋没毛(まいぼつもう)』です。

一度、埋没毛になってしまうと、皮膚の下からほじるように埋没毛を取り出さないといけません。

ですので、埋没毛にならないようなケアが大切です。

脱毛の間隔をきちんと空けることは、埋没毛の予防としてとても大切です。

毛周期をそろえてから次回の脱毛をすることで、埋没毛を防げます。

また、脱毛後は保湿を毎日行って、きちんと皮膚の外に毛が出てこれるように、毛穴をやわらかくしておきましょう。

 

『痛くない医療脱毛』を目指して(痛みが苦手な人向け)

脱毛は、医療脱毛であっても、エステ脱毛(美容脱毛)であっても、きちんとした脱毛効果を期待するためには、痛みに耐えなければいけません。

実際は、正しい手順で行えば、痛みはそれ程感じずに、快適に脱毛できます。

  1. クーリング(冷却)
  2. 塗る痛み止め
  3. あらかじめ痛み止めを飲む
  4. 麻酔(笑気麻酔)
  5. レーザーの強さを調整
  6. 施術者側の工夫
  7. 患者側の工夫

1番有効な痛みを減らす方法は、『施術者と相談しながら、痛みに耐えられるレーザー出力に設定すること』です。

レーザーの強さを最弱から開始し、徐々に上げる方法

脱毛の出力はある程度決まっていますが、レーザーの強さ(フルエンス)は、個別対応しています。

まず、最弱のレーザー出力からはじめて、徐々に強くしていく方法が、最も効率的です。

1回目の脱毛さえ耐えられれば、2回目・3回目は、毛量が減っているため、痛みが随分少ないです。

その分、強い照射ができるため、脱毛がどんどん捗っていき、目に見える効果を早く実感できるようになります。

痛みについては、実際は、意気込んで1回目の脱毛に来院されても、『あれ、こんなものなの?』と思われる人の方が多いです。

それほど、痛みがないように調整できるということです。

2番目に痛みを減らす方法として有効な方法は、『冷却』です。

冷却は、アイスノンを当てて冷却することが多いです。

機械によっては、レーザーを打つ瞬間だけ氷点下の冷たい風が出る脱毛器や、常時冷風を出しながらレーザーが打てるタイプの脱毛器、などがあります。

塗る痛み止めは、『エムラ・クリーム』という塗る麻酔薬がよく使われます。

効果は人によってさまざまですが、アイスノンで冷却する方が、塗る麻酔薬よりも痛み止め効果がある人が多いです。

医療脱毛はどのくらい痛いのか?

1番弱い照射からはじめるため、痛みをそれ程強く感じる人は実際は少ない

1回目の照射は特にデリケートで、肌の反応を見るため、最も弱い設定からスタートします。

ですので、痛みを強く感じる人の方が少ないです。

1回目さえ、無事終了できれば、2回目・3回目はどんどん出力を上げられるため、飛躍的に高い脱毛効果が得られます。

レーザーの強さの確認方法

『フルエンス(Fluence)』の設定項目が『レーザーの強さ』を示す

『レーザーの強さ』は、正式には『フルエンス』と言いますが、『出力』と言ったりします。

『レーザーの強さ』の単位は、『J/cm2

『レーザーの強さ』の単位は、『J/cm2』です。

略して『ジュール』と言ったりします。

アレキサンドライトであれば、1ケタ J/cm2 であれば、最弱レベルです。

日本人の肌の色であれば、最高でも18-22 J/cm2 くらいのことが多いです。

痛みに弱い人は、まず、1ケタ J/cm2 から始めてもらうようにしましょう。

スポットサイズを小さくしてもらう

レーザー照射するサイズが小さい方が、痛みが少ない

レーザー照射をするサイズ(スポットサイズ)が小さい方が、痛みが小さいです。

しかしスポットサイズが小さいと、照射する範囲が狭くなるため、施術時間が長くかかります。

お互いの持ち時間と、痛みの程度を確認した上で、スポットサイズを相談しましょう。

『脱毛は痛い』は一昔前のイメージ

昔は、レーザーの出力が高すぎたから痛かった
昔のアレキサンドライトは、30-40 J/cm2 のような強いレーザー脱毛が頻繁に行われていました。
今のアレキサンドライトの方法であれば、強くても、18-22 J/cm2 程度で高い脱毛効果を得ることができます。

脱毛器の進化とともに、痛みも随分と減ってきています。

2001年のアレキサンドライトの方法:

  •  フルエンス: 25-50 J/cm2 (平均 36 J/cm2

Eremia S, Laser hair removal: long-term results with a 755 nm alexandrite laser. Dermatol Surg. 2001 Nov;27(11):920-4

2009年のアレキサンドライトの方法:
  •  フルエンス: 16 J/cm2

Kutlubay Z. Alexandrite laser hair removal results in 2359 patients: a Turkish experience; J Cosmet Laser Ther. 2009 Jun;11(2):85-93

痛くない脱毛のためのクーリングのコツ

照射の直前の直前まで、アイスノンでクーリングをする
レーザーを照射するには準備が必要です。
いざ打つとなっても、施術者はこまごまとした操作をしており、『打ちますよ』と言ってから、実際に打つまでには、意外と『数秒間の空白の時間』があります。
本当に打つ直前まで冷却をすることで、痛みを軽減することができます。

脱毛器の肌冷却システムの違い

肌を冷却するシステムは、脱毛器の機種ごとに違う
一瞬だけ冷風が出るタイプは、冷風の立ち上がりまでわずかに時間がかかります。
その点では、常時冷風が出るタイプの方がシンプルです。
とはいえ、体感的にはほとんど差はありません。
ジェントル・レーズプロ(キャンデラ社)
クラリティ・ツイン(ルートロニック社)

塗る麻酔薬よりも冷却の方が有効のことが多い

塗る麻酔薬にアイスノンを併用すると、塗る麻酔薬が水滴で流れてしまう

塗る痛み止めは、『エムラ・クリーム』という塗る麻酔薬がよく使われますが、効く人と効かない人がいます。

また、この塗る麻酔薬は、アイスノンの水滴で流れてしまうこともあるため、両立しにくい方法です。

効果は人によってさまざまですが、アイスノンで冷却する方が、塗る麻酔薬よりも痛み止め効果がある人が多いです。

あらかじめ痛み止めを飲む方法

施術の1時間前に、ロキソニン・カロナールを飲んでおく方法
ロキソニンやカロナールは、本来、痛いときに飲む痛み止めです。
手術などでは、痛みのある処置をする前に、あらかじめ痛み止めを準備する『前投薬』という考え方があります。
プラセボ効果程度かもしれませんが、脱毛でも前投薬としての痛み止めはあっても良いです。

笑気麻酔(ガス麻酔)は脱毛1回目だけで良いかもしれない

笑気麻酔は、特に1回目の脱毛では有効

笑気麻酔は、眠る程ではありませんが、少しまどろむことができる、『ガス麻酔』です。

脱毛は、1回目が1番痛いです。

それは、たくさん毛が生えている状態で照射するからです。

ですので、1回目が1番痛く、回数を重ねるごとに、痛みは減ってきます。

4回目、5回目は、ほぼ痛くありません。

笑気麻酔をやるなら、1回目の1番痛い時が、1番コスパが良いですが、『1回目は少し弱めにレーザーを当てる』ことで、痛みを最小限に抑え、減毛できたところでレーザーを強くしていくやり方も、合理的な方法です。

 

医療脱毛レーザーの専門的な情報(美容外科ナース向け)

医療脱毛レーザーの機種

医療脱毛のレーザーの種類は、波長で決まります。

一般的には、波長が長い方が皮膚の深い層まで届き、波長が長い方が痛いです。

レーザーは、波長が長い方が効果が高く、そして痛い

波長が長いレーザーは、パルス幅を変えたり、システムを工夫することで痛みを軽減する脱毛器が開発され、多くの医療機関・クリニックで使用されています。

ですので、波長だけでは痛みの程度を評価できず、システム全体で体感的に痛みが強いかどうかを評価します。

一般のクリニックでよく使われている脱毛器は、アレキサンドライト、ダイオード、ヤグ、の3つのレーザーです。

特に黒色の物質を破壊するレーザーは、アレキサンドライトとダイオードであり、これらが脱毛器としては標準的です

時々、施術が早いIPLを使っているクリニックもあります。

レーザー種類 波長(nm)
ルビー 694
アレキサンドライト 755
ダイオード 810
ヤグ(Nd:YAG) 1064
IPL 590-1200

 

レーザーの種類は、何で決まる?

レーザーの種類は、波長とパルス幅で決まります

波長で、どの色に反応するかが決まります。

また、パルス幅次第では、脱毛ではなく、シミ取りレーザーとなります。

合わせて読みたい

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アレキサンドライト

アレキサンドライトは、最も標準的な医療脱毛のレーザーです

アレキサンドライトは、最も臨床研究データが多いレーザーです。

医療脱毛の初心者の方は、まずはアレキサンドライトの脱毛を受けることをおすすめします。

アレキサンドライトのメリット

『世界標準のレーザーという実績と安心感』がメリット

標準的であり、FDAに認可された機械も多いため、実績に安心感があります。

脱毛業界の多くの医学研究も、アレキサンドライトを基準にデザインされています。

米国のデータでは、『合計4回照射すると、85%程度が脱毛される』と報告されています。

また、痛みも比較的少ないと言われています。

ダイオードの方が痛みが小さいとも言われていますが、アレキサンドライトとダイオードを比べた米国の研究では、ダイオードの方がやや痛みが強かったとする報告もあります。

アレキサンドライト vs ダイオード:

12ヶ月後の脱毛率は、アレキサンドライト 85%、ダイオード 84% と、両者に差はなかった.

いずれのレーザーも長期間、脱毛効果が維持された.

アレキサンドライトの設定

  • 25-30 J/cm2
  • 4-6週毎に計4回照射

ダイオードの設定

  • 30-40 J/cm2
  • 4-6週間毎に計4回照射

S Eremia, Laser hair removal with alexandrite versus diode laser using four treatment sessions: 1-year results, Dermatol Surg. 2001 Nov;27(11):925-9

アレキサンドライト vs ダイオード

フルエンス(出力)40 J/cm2 では、アレキサンドライトよりダイオードの方が痛みが強い傾向があった.

効果は同等であった.

Handrick C, Comparison of long‐pulsed diode and long‐pulsed alexandrite lasers for hair removal: a long‐term clinical and histologic study. Dermatol Surg 2001; 27: 622–626

アレキサンドライトのデメリット

肌の色が黒い人は、痛みが強いことがある

アレキサンドライトは『黒色』に反応します。

そのため、脱毛効果も高いですが、肌が黒い人は、肌が白い人に比べて痛みがやや強いかもしれません。

ですので、痛みが強い場合は、レーザーの強さを下げることで対応します。

レーザーの強さを下げても、1回目以降の照射でかなり脱毛されているため、通常どおりの出力(レーザーの強さ)に戻せることが多いです。

ダイオード

ダイオードには、従来型のシングルパスと、インモーションの2タイプがあります。

最近では、シングルパス型のライトシェア・デュエット(ルミナス社)と、インモーション型のソプラノ(アルマレーザーズ社)が有名です。

ダイオードレーザーの脱毛効果(治療6ヶ月時点での脱毛率)

  • ライトシェア・デュエットは、33.5%
  • ソプラノXLは、40.7%

⇛統計的には差はない.

ダイオードレーザーの痛み(最も痛い時は10)

  • ライトシェア・デュエットは、3.6
  • ソプラノXLは、2.7

⇛ ソプラノXLの方が痛みが少なかった.

Koo B, BA comparison of two 810 diode lasers for hair removal: low fluence, multiple pass versus a high fluence, single pass technique. Lasers Surg Med. 2014;46:270‐274.

810nmダイオードレーザー(Diolaze)の脱毛効果

  • 波長 810 nm
  • フルエンス(出力) 30 – 40 J/cm2
  • パルス幅 30 ms
  • ハンドピース 8mm×50mm

脇毛に4-6週毎に3回レーザー脱毛を実施し、1年後に70%以上の毛が脱毛維持できていた.

Goldberg DJ. One-year follow-up results of hair removal using an 810 nm diode laser, J Cosmet Dermatol. 2018 Oct;17(5):775-778

ヤグ

最も脱毛効果が高いのは、ヤグレーザー

実は、ヤグレーザーが脱毛効果が最も高いと言われています。

ただ、効果的である代わりに、ヤグは少し痛みが強いです。

人によっては「1番痛い」とも言いますが、それはフルエンス(出力)次第です。

アレキサンドライトで抜けなかった毛は、ヤグで脱毛する

実際の医療現場では、アレキサンドライトを複数回当てて、それでも抜けなかった頑固な毛に対して、ヤグレーザーを照射します。

アレキサンドライトの脱毛が終了してからヤグに切り替える場合は、ヤグのフルエンスは、30 J/cm2 からスタートします

  1. アレキサンドライトでも抜けない毛
  2. うぶ毛
  3. 肌が黒い人

ヤグのメリット

脱毛効果が最も高い

ヤグレーザーは、脱毛効果が最も高いです。

ヤグは、波長が長いため、真皮の奥深く(5-7mm)まで届き、毛包を破壊できます。

ヤグのデメリット

ヤグレーザーは、痛みが強い

中国人を対象とした研究では、『ダイオードよりもヤグの方が、やや痛みが強い』という結果となりました。

中国人も日本人も同じアジア人ですので、基本的に同じ結果と推察されます。

ヤグは皮膚の奥深くまで届く:

ヤグレーザーは、深さ 5-7 mm の真皮の層まで届いて、表皮を損傷することなく、毛包を破壊する.

Goh CL. Comparative study on a single treatment response to long pulse Nd:YAG lasers and intense pulse light therapy for hair removal on skin type IV to VI – is longer wavelengths lasers preferred over shorter wavelengths lights for assisted hair removal? J Dermatolog Treatment 2003; 14: 243–247

ヤグ vs ダイオード(中国人)

レーザーを照射した瞬間の痛みのスコア(10点満点)の比較では、ダイオードよりもヤグの方が痛かった.

  • ダイオード 5.3 点
  • ヤグ 7.8 点

Chan HH, An in vivo study comparing the efficacy and complications of diode laser and long‐pulsed Nd:YAG laser in hair removal in Chinese patients. Dermatol Surg 2001; 21: 950–954

光脱毛=IPL脱毛

光脱毛には、医療用とエステ用と2種類あります

光脱毛には、医療用とエステ用と2種類あります。

光脱毛は、IPL脱毛と言います。

医療用は、出力が高く、エステ用は出力が低い、と考えてOKです。

IPL = インテンス・パルス・ライト

IPLのメリット

IPLは1回の施術時間が早い

IPLのデメリット

  1. 長期的な脱毛効果は弱い
  2. レーザー後に肌が黒くなる(炎症性色素沈着)
  3. ダウンタイムが長い

IPL脱毛の最大のデメリットとしては、脱毛6ヶ月後に生えてくるかもしれないことです。

つまり、長期的な脱毛効果は弱いかもしれないということです。

海外でも、『IPL脱毛は、6ヶ月以上経過しても脱毛効果が維持されるという根拠はない』とされています。

また、シンガポールの研究データでは、IPL脱毛後は、水ぶくれの発生率が、他のレーザーに比べて多いため、IPLは『水ぶくれ後の色素沈着』も多くなるという報告があります。

evidence is lacking for long-term hair removal after IPL treatment(IPL脱毛の長期的な成績を示した根拠はない).

Haedersdal M, Evidence‐based review of hair removal using lasers and light sources. J Eur Acad Dermatol Venereol 2006; 20:9–20

IPL vs ヤグ(シンガポールの研究データ)

IPLの方が、ヤグよりも、脱毛後の肌トラブル(水ぶくれと色素沈着)が多かった.

IPLは、皮膚から 2-5mm の深さに届いた.

ヤグは、皮膚から 5-7mm の深さに届いた.

 

IPLの設定

  • フルエンス: 12-14 J/cm2
  • パルス幅: 5-40 ミリ秒
  • 波長: 600nm未満 と 950nm以上 の波長はフィルター除去

 

ヤグの設定

  • フルエンス: 35-42 J/cm2
  • パルス幅: 20-25 ミリ秒

Goh CL. Comparative study on a single treatment response to long pulse Nd:YAG lasers and intense pulse light therapy for hair removal on skin type IV to VI – is longer wavelengths lasers preferred over shorter wavelengths lights for assisted hair removal? J Dermatolog Treatment 2003; 14: 243–247

 

 

施術のテクニック(美容ナース向け)

米国では、脱毛は、ドクター施術とナース施術で、患者さんの満足度に差はないと言われています。

ドクター施術と看護師施術の満足度に差はない

医師と看護師で、施術の差はない

米国(ワシントン)からの報告では、施術者が医師でも看護師でも、満足度や効果に差はなかったとされています。

医師の施術と看護師の施術で、患者満足度と脱毛効果のいずれも差はなかった.

Freedman BM,  Comparing treatment outcomes between physician and nurse treated patients in laser hair removal. J Cutan Laser Ther 2000; 2: 137–140

フルエンスは最弱からスタート(重要)

レーザーの強さ(フルエンス)は、最弱からスタートする

レーザーの強さは最弱からスタートすることが大切です。

患者さんの痛みの許容範囲に合わせて、徐々に強くしていきます。

最弱のフルエンスは、1ケタ J/cm2 です

最高でも18-22 J/cm2 です

白人では、肌の色が白く、アレキサンドライトやダイオードなど黒に反応する波長であれば、痛みを感じにくいため、25-30 J/cm2 で照射したりします。

しかし、日本人は、肌にメラニンが含まれ、若干黒みがあるため、黒色を破壊するアレキサンドライトやダイオードを使う場合、それ程高いフルエンスに設定できません

幅広い波長を含むIPLであれば、すべての肌色に反応してしまうため、なおさら高いフルエンス設定はできません。

パルス幅の細かい設定は脱毛には影響なし

脱毛レーザーのパルス幅は、20-40 ms が標準的

脱毛レーザーのパルス幅は、20-40 ms(ミリ秒)が基本です。

  • 2-20 ms ⇛ 大差なし
  • 20-40 ms ⇛ 標準的なパルス幅
  • 40-200 ms ⇛ 副作用が少なく、脱毛効果が高い

パルス幅の長さの違いにより、脱毛レーザーか、シミ取りレーザーか、が決まります

『パルス幅』は、『レーザーを当てる時間』のことであり、『パルス持続時間』とも言います。

パルス幅 = パルス持続時間 = レーザーを当てている時間

パルス幅が小さいと、レーザーを当てる時間も短くなるため、理論上は、肌を傷める時間は少なくなります。

しかし、実際の研究データでは、パルス幅の多少の違いでは効果も副作用(肌の色素が白くなる副作用)も変わらないことが明らかになりました

ですので、パルス幅は、2-20 ms(ミリ秒)の範囲内であれば、脱毛の効果や副作用には影響しません。

パルス幅の研究:

アレキサンドライトのパルス幅は、2ミリ秒でも、20ミリ秒でも、効果と副作用に差はなかった.

  • いずれの方法も、6ヶ月後に60-80%の面積が脱毛できた.
  • 色素脱失などの副作用の発生率も差はなかった.

W K Boss Jr, A comparison of the long-pulse and short-pulse Alexandrite laser hair removal systems, Ann Plast Surg. 1999 Apr;42(4):381-4

パルス幅が長いと脱毛効果が高い

パルス幅が、20-200ミリ秒くらい長くても、肌トラブル(色素変化の副作用)は少ない

一般的に、医療脱毛のレーザーのパルス幅は、20-40ミリ秒で行われています。

パルス幅は、『レーザーを照射している時間』なので、長ければ長い程、脱毛効果は高いです。

ただ、パルス幅が長すぎると、皮膚の障害や火傷(やけど)の確率も上がってきます。

最近の研究では、パルス幅を20-200ミリ秒くらいまでであれば、副作用率を上げずに、脱毛効果を高められるのではないかと言われています。

副作用のリスクを上げずに、脱毛効果を高めるには、非常に長いパルス幅(20-200 ms)が必要である.

Battle EF Jr, Very long‐pulsed (20–200ms) diode laser for hair removal on all skin types. Lasers Surg Med 2000;26(suppl 12):85

黒い毛の脱毛は、700-900nmの波長が最適

黒い毛の脱毛には、700-900nm の波長が最適
アレキサンドライトは 755nm で、ダイオードが 810nm です。

波長が長いと、皮膚の深くの毛包に届きますが、黒色に反応しなくなります。

このバランスを考えると、アレキサンドライトかダイオードで、大部分を脱毛し、残った毛や産毛(うぶげ)にヤグレーザーを当てる方法が合理的と言えます。

メラニン色素が豊富なアジア人の毛を脱毛するには、700-900nm の波長が最も適している.

Goh CL. Comparative study on a single treatment response to long pulse Nd:YAG lasers and intense pulse light therapy for hair removal on skin type IV to VI – is longer wavelengths lasers preferred over shorter wavelengths lights for assisted hair removal? J Dermatolog Treatment 2003; 14: 243–247

 

医師がおすすめするコスパの良い脱毛の方法

医療脱毛のデメリットは『痛み』と『料金』です。

痛みについては、脱毛の機械の進化や、工夫をすることで、随分痛みは少なくなっています

しかし、料金の問題はなかなか難しいです。

脱毛の料金問題は、個人が自分の特性に合わせてそれぞれ工夫をすることで、コスパ良く乗り切れます。

医療脱毛の最大のデメリットは痛みと料金

医療脱毛のデメリットは痛みと料金です

痛みについては、脱毛の機械の進化により、随分痛みは少なくなっています。

さらに前述の『痛みを少なくする工夫』をすると、もう痛みはあまり感じにくくなります。

エステ脱毛(美容脱毛)の機械に比べて、機械が非常に高価であるため、料金も高めに設定されています。

しかし、『長期間の脱毛効果を得るまでの総額』で考えると、医療脱毛の方が安いです。

なぜなら、エステ脱毛や美容脱毛は、長期間でみた場合、脱毛効果に乏しく、また生えてきてしまうことが多いからです。

初心者のおすすめは『ワキ毛』の医療脱毛

初めての場合、わき毛を脱毛するのがおすすめ
ムダ毛処理の代表は、ワキ毛です。

ワキ毛は細いため、痛みは比較的小さいです。

ですので、医療脱毛の入門編としては最適な部位です。

そして、効果を実感でき、フルエンスの強さ(レーザーの強さ)に対する自分の痛みの感じ方がわかれば、次の部位に進むきっかけとなります。

もし痛みが強いようであれば、フルエンスを下げてもらうようにしましょう。

初心者におすすめの脱毛の順番

 

  1. わき毛
  2. すね毛
  3. うで毛(肘から下)

効果を実感しやすい部位は、『人から見えるところ』です。

わき毛は、男女ともに需要が少なくなってきています。

また、毛が細いため、脱毛時の痛みが少なく、入門編としては最適です。

2番目は、すね毛が良いです。

すね毛は、『膝の少し下』で痛みが強い部分があります。

その部分の痛みを参考にすることで、VIOや男性の場合はヒゲの脱毛を行う時のフルエンス(レーザーの強さ)を施術者に相談する材料になります。

わき毛とすね毛で慣れたら、いよいよVIOの医療脱毛

医療脱毛の効果を最も発揮するのは、『VIO』と『男性のヒゲ』

VIOと男性のヒゲが、最も医療脱毛の効果を発揮します。

ここまでの間に、『すね毛の膝下脱毛』を経験していれば、ある程度フルエンスと痛みの関係が理解できてきているはずです。

そして、医療脱毛の痛みは未知のものではなくなっているはずで、怖さも曖昧になっているはずです。

今までどおり、VIOを行う時も、まずは最弱レーザーから試して、徐々に出力を上げていってもらいましょう。

痛くても、1回目さえ乗り切れば、2回目以降は減毛され、ぐっとラクに2回目以降の脱毛ができるようになっています。

エステ脱毛(美容脱毛)の使いどころ

全体をサッと減毛したいところで有効

『あまり見えないけど気になる部分』を『医療脱毛ほどコストをかけずにやりたい』という部分が対象です。

二の腕(肘から上)、背中、太もも、などはエステ脱毛の良い適応かもしれません。

また、『医療脱毛をするにも毛が多すぎて痛みが強いことが予想される場合』は、先にエステ脱毛で減毛しておいてから、生え揃うまでの間に医療脱毛を受ける、という二段構えも良いかもしれません。

ただ、コストが余分にかかるため、痛みが強い方限定の方法です。

医療脱毛は早めに済ませておいた方が良い

今後、医療脱毛を受ける人が増えると、予約が取りにくくなります
脱毛は美容医療として、人気のコンテンツです。

近年、若年層を中心に、40代、50代の方も脱毛への関心が高まっています。

脱毛を受ける人口が増えても、地域における医療脱毛器の台数には限りがあるため、予約が取りにくくなります。

ですので、やりたい部位だけでも優先的に、早めに医療脱毛を済ませておく方が、長い人生においては時間も節約でき、メリットが大きいとも言えます。

白髪になったら医療脱毛はできない

また、白い毛に対して医療脱毛は効きません。

体の毛や、ヒゲに白い毛が混ざってきたら、もう脱毛ができる期間のタイムリミットが迫ってきていると考えてください。

人生100年時代ですので、計画的に脱毛しましょう。

 

メンズ脱毛│ヒゲの脱毛│男性の医療脱毛

男性は毛が太くて硬いため、医療脱毛が特に有効です。

男性の脱毛で、特に医療脱毛が有利なのが『ヒゲ脱毛』です。

メンズひげ脱毛は、医療脱毛のコスパが良い

男性のヒゲ脱毛は、6-10回必要

男性のヒゲ脱毛は、強力なレーザーを当てる必要があります。

照射面が大きく、また出力を上げられない脱毛器では、ヒゲの永久脱毛はなかなか達成できません。

しっかりとした出力で、少ない回数で満足のいく脱毛を早めに実施しましょう。

あごヒゲや、首元のヒゲは、脱毛するメリットが大きい

あごヒゲや首元のヒゲを脱毛しておくと、肌トラブルが減る

下あごのヒゲや、首元のヒゲは剃りにくいです。

そのため、無理して剃ると、肌が傷ついたり、炎症を繰り返して、肌がどんどん傷んできたり、皮膚が固くなってきたり、変色したりします。

これらの炎症は、レーザー脱毛をすると、症状が良くなることが知られています。

しかも、下あごや首元のヒゲは、口の周りのヒゲに比べて脱毛の痛みは少ないため、早めに脱毛を済ませておくことがおすすめです。

ひげ剃りで起こる下あごや首元の毛嚢炎(もうのうえん)などの炎症は、レーザー脱毛を行うと改善する.

Koch D, The diverse application of laser hair removal therapy. Med Sci 2015; 30: 453-467

『痛くないヒゲ脱毛』を目指して│メンズ脱毛

痛くないヒゲ脱毛はありませんが、痛みを少なくすることはできます
結論としては、『全く痛くないヒゲ脱毛』はありません。

しかし、問題ない程度の痛みに調節できると思います。

  1. 痛みの少ない部分から脱毛に慣れる
  2. レーザーの強さの肌感覚を覚える
  3. 施術中に、レーザーの強さを調節してもらう

痛みの少ない部分とは、『わき毛』や『すね』です。

脱毛初心者の方でしたら、まず、わき毛から脱毛していく順番がおすすめです。

また、ヒゲ脱毛の痛みに近くて脱毛効果の高い部分は、『膝のすぐ下の、骨が近い部分』です。

この部分の脱毛をした時のレーザーの強さと痛みをしっかり覚えておきましょう。

膝下の脱毛が痛いようであれば、それよりも出力をさらに下げてもらいましょう。

また、ヒゲが濃い場合は、結局、1番弱いレーザー出力からの脱毛スタートとなります。

弱いレーザーでも、1回当てられれば、減毛されているため、2回目からは痛みがかなり少ないです。

4-6回目は、痛みがかなり少ないため、レーザーの強さをかなり上げることができ、加速度的に脱毛効果が進みます。

ヒゲ脱毛でおすすめのレーザー│医療脱毛

はじめてのヒゲ脱毛では、『アレキサンドライト』がおすすめ
はじめてのヒゲ脱毛では、出力を下げられ、痛みの少ないアレキサンドライトがおすすめです。

脱毛効果で言えば、ヤグレーザーが1番効果的ですが、ヤグはとても痛いです。

まず、アレキサンドライトである程度、減毛しておいてから、ヤグレーザーという原則は、痛みの強いヒゲ脱毛では特に有効です。

ヒゲ脱毛の最後の仕上げは、ヤグでも良い
アレキサンドライトを何回照射しても、しつこく頑固に残っているヒゲに対しては、ヤグレーザーを単発で当てていくのが効率良く、痛みが少ないヒゲ脱毛と言えます。

 

VIOは『ハイジニーナ』が増えている

VIOは、すべて脱毛する『ハイジニーナ』が増えてきています。

ハイジニーナとは、VIOをツルツルに完全脱毛することです

海外では一般的ですが、日本でも若年層を中心にハイジニーナ脱毛が増えてきました。

VIOはもともと毛が太いため、医療脱毛が有利な部分です。

自己処理という方法もありますが、意外とケガが多いことが知られています。

VIOを自分で剃るとケガをしやすい

VIOの毛を自分で短く処理しようとすると、ケガをして皮膚が荒れやすい

サウジアラビアの研究では、VIOの毛を自分で剃ると、ケガをする確率が意外と高いという報告があります。

ケガの具合や肌荒れ次第では、塗り薬などの治療を必要とするケガをする場合もあります。

VIOの自己処理は、ケガが多い:

VIOを自己処理する女性の4分の3(75.5%)にケガがあった.

ほとんど軽傷だが、17.9%は治療を必要とした.

Rouzi AA, BMC Womens Health, 2018 Oct 22;18(1):172

 

医療脱毛Q&A

レーザー治療できない人はいますか?

 

  1. 妊婦
  2. 現在じんましんがある
  3. 光線過敏
  4. 日光アレルギー
  5. 光に敏感な薬を飲んでいる人
  6. 血液さらさらの薬を飲んでいる人
  7. インスリンを打っている人
  8. ヘルペスの治療中
  9. 帯状疱疹の治療中
  10. 皮膚がん

過去に日光アレルギーになったことがなくても、レーザー脱毛でじんましんが起こることで、日光アレルギー(紫外線アレルギー)の診断がつくことがあります。

脱毛ができない部分はありますか?

 

  1. 目の周り
  2. まゆ毛

目の周りは、レーザーを当ててはいけません。

ただ、まゆ毛であっても、目のトラブルが出たという報告があり、目に近いところはリスクを伴います。

まゆ毛に対するレーザー脱毛で、目のトラブルが発生した.

Elkin Z, Iritis and iris atrophy after eyebrow epilation with alexandrite laser. Clin Ophtalmol 2011; 5: 1733

 

脱毛はあらかじめ毛を剃った方が良いですか?

脱毛前に、あらかじめ剃っておく必要があります

レーザーは黒い色に反応するため、毛やほくろがあるところは痛いです。

毛も長さがあると痛みの原因となり、痛いとレーザーの強さを下げざるを得ません。

レーザーの強さを下げると、脱毛効果が乏しくなります。

ですので、きちんと毛を剃って、脱毛に望みましょう。

この時、カミソリなどで剃ったときに肌から出血すると、その部分はレーザーを照射できなくなるため、優しくシェーバーなどで剃毛した方が良いです。

脱毛後に注意することはありますか?

たっぷりと保湿をし、日焼け止めを塗り、紫外線に当たらないようにしてください
脱毛後は少し遅れて肌トラブルが起こることがあります。
それは、保湿や紫外線回避で防ぎ得るものも多いです。
特に、『脱毛後の紫外線』は、水ぶくれや、色素沈着の原因になります。
脱毛後、数週間は極力紫外線を避け、冬であっても日焼け止めを塗るようにしましょう。

肌が黒い人はどのレーザーで脱毛しますか?

肌が黒い人はヤグレーザーが最適ですが、アレキサンドライトで大丈夫なことがほとんどです

理論上は、肌が黒い人は、ヤグレーザーでの脱毛が最適です。

波長が短いアレキサンドライトを当てると、皮膚の『黒色』の部分が熱くなります。

脱毛目的であっても、アクキサンドライトレーザーですと、日焼けして肌が黒かったり、生まれつき肌が黒めの方は、熱を感じやすく、レーザー治療の出力(パワー)を上げにくいです。

しかし、実際はアレキサンドライトで問題がないことがほとんどです。

医療脱毛であれば、永久脱毛はできますか?

医療脱毛であれば、永久脱毛は可能です

永久脱毛の定義は、『長期間、毛が生えてこないこと』です。

これは、普通の毛であれば、医療脱毛を6回程度行えば、おおむね達成できます。

太い毛の部分では、10回程度の医療脱毛が必要となります。

医療脱毛を毎日やると、早く脱毛が終わりますか?

脱毛を毎日やると、毛の欠片(かけら)が皮膚の中に埋まることがあります(埋没毛

脱毛は毛周期に合わせて、4-6週間毎にレーザーを当てるサイクルが最も良いとされています。

このサイクルは、ただ効率的というだけではなく、安全性も高い方法です。

レーザーを照射すると、2週間程度かけて毛が伸びて、数ミリ伸びたくらいで毛が抜け落ちます。

この間に連続してレーザーを当てると、毛が途中でちぎれてしまい、毛根部分の毛が皮膚の中にそのまま埋まってしまうことがあります。

これを埋没毛(まいぼつもう)と言います。

埋没毛は、見た目が良くないし、取り除くのが難しい

皮膚の中に毛のかけらが埋まると、取り除くのが難しくなります

埋没毛は無理に除去すると肌が傷んでしまいます

ですので、周期をきちんと守って次回の予約を入れましょう。

医療脱毛レーザーの歴史を教えて下さい

アレキサンドライト・レーザーは、日本人が開発しました

1987年にウサギのまつ毛をアルゴンレーザーで脱毛した実験がレーザー脱毛の始まりです。

1996年、グロスマン先生が、ルビーレーザーによるレーザー脱毛を世界で初めて行いました。

同じく1996年に、日本では、Dr. Furumoto が、メラニンの多い日本人でも安全に使用できるアレキサンドライトレーザーを開発しました

翌1997年、日本で、アレキサンドライトが発売され、米国ではダイオードレーザーがFDAの認可を受けました。

その後、各種レーザー機器メーカーが、痛みの低減と、高い効果・安全性を求めて開発を繰り返し、良質な脱毛器へと進化していっています。

アルゴンレーザーを使用して、ウサギのまつ毛の除去を試みた.

Bartley GB, An experimental study to compare methods of eyelash ablation. Ophthalmology 1987; 94:1286–1289

アレキサンドライトは日本に何台ありますか?

日本には、アレキサンドライトが2200台あります

年間100台ずつ売れており、今後も台数が増えていくことが予想されます。

 

 

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