【新しい薬が良いわけではない】新しい血液サラサラ薬よりも、昔ながらのワーファリンにした方が良い場合は?

ワーファリンに変わる新しい血液さらさらの薬DOAC)が2010年頃に発売されました。

新しい血液サラサラの薬は数種類あり、すべてをまとめて『DOAC(どあっく)』と言います。

 

ワーファリンがなくなったわけではなく、未だに使われています。

  • 腎臓が悪すぎるとき(GFR 15未満)
  • 心臓の手術をして、機械弁を埋め込まれているとき

腎臓が悪すぎると、DOACは使えません

DOACは、GFR 30未満であれば使えますが、GFR 15未満では使ってはいけないことになっています。

 

DOACが使えない状況がある以上、昔からあるワーファリンはなくなりません。

 

新しい血液サラサラの薬│DOAC4剤

新しい血液さらさらの薬(DOAC)は4種類あります。

  1. プラザキサ(ダビガトラン)
  2. イグザレルト(リバーロキサバン)
  3. エリキュース(アピキサバン)
  4. リクシアナ(エドキサバン)

いずれも、腎臓(じんぞう)の機能を示す『eGFR』という値が、15未満の場合は使用できません。