ファイザーとモデルナ、副作用の少ないコロナワクチンはどっち?│コロナワクチンの副反応

日本に導入されるCOVID19のワクチンで1番怖い副作用(副反応)は、『アナフィラキシー』です。

アナフィラキシーが起こりにくいワクチンは、モデルナ社のワクチンです。

アナフィラキシーが起こりにくいのは、モデルナ社のワクチン

(100万回のうち、2.5回)

 

新型コロナウィルスのワクチンが日本に導入され、接種対象が拡大されていきます。

導入されるワクチンは、ファイザー社・モデルナ社・アストラゼネカ社の3種類です。

ファイザー社とモデルナ社のワクチンが世界で先駆けて広がったため、データが豊富です。

2021年1月、ファイザーとモデルナのワクチンについての世界規模のビッグデータが集約され、公開されました。

直接比較するのは難しいですが、データではモデルナ社のワクチンの方が、アナフィラキシーの副作用の確率がやや低い結果になっています。

 

『予防』はワクチンで行いますが、『治療』も全世界で開発中です。

2021年1月に新しいコロナ治療薬のデータが報告されました。

効果的で副作用も少ないです。

  1. アビガン
  2. レムデジビル
  3. 新しい抗体治療

(『新しい抗体治療』の内容は、医学論文でしか出ていないので、まだ知らない方が多いかもしれません)

 

問題)コロナワクチンを打った後に、『皮膚の赤み』が出るのはいつ?

3択です

  1. すぐ赤くなる
  2. 1日後に赤くなる
  3. 1週間経ってから、急に赤くなる

驚きの正解は(画像あり)⇛(https://sato-nou.com/skin-vaccine

  1. 髪の脱毛
  2. においがしない
  3. 体がだるい
  4. Long COVID-19 症候群
  5. その他

正解⇛ https://sato-nou.com/long-covid

(知っている人は読み飛ばしてください)

 

結論:モデルナ社のコロナワクチンの方が重症な副作用の確率が低い

アナフィラキシーが起こった割合

100万回のうち 2.5回

(0.00025%)

100万回のうち 11回

(0.0011%)

COVID19のワクチンのアナフィラキシーの副作用の確率は、モデルナ社のワクチンでは100万回に2.5回であり、ファイザー社のワクチンでは100万回に11回でした。

これは、確率としては、非常に低いもので、比べる必要はない程度の範囲です。

モデルナ社コロナワクチンのアナフィラキシーの確率

モデルナ社のCOVID-19ワクチンの初回投与4,041,396回の投与後に10例のアナフィラキシー反応が起きた.

(100万回あたり2.5例)

9例では、ワクチン接種から15分以内に発症した.

アナフィラキシー関連の死亡はなかった.

CDC, Allergic Reactions Including Anaphylaxis After Receipt of the First Dose of Moderna COVID-19 Vaccine

ファイザー社コロナワクチンのアナフィラキシーの確率

ファイザー・ビオンテック社のCOVID-19ワクチンの初回投与1,893,360回の投与後に投与後に21例のアナフィラキシー反応が起きた.

(100万回あたり11.1例)

アナフィラキシーが起こった例のうち、71%は、ワクチン接種から15分以内に発症した.

CDC, Allergic Reactions Including Anaphylaxis After Receipt of the First Dose of Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine

 

早く打てる方ならワクチンのメーカーにこだわる必要はない

アナフィラキシーの起こる確率は、モデルナもファイザーもとても低い

⇛ メーカーにこだわる必要はない

『モデルナの方がアナフィラキシーの確率が低いなら、モデルナのワクチンが届くまで待とう』という余裕はありません。

新型コロナウィルス(COVID-19)は、感染者数が急増し、それに伴い死者数も異常なスピードで増えています。

リスクが少ない方でも、重症化し、亡くなられています。

モデルナやファイザーのmRNAワクチンは、3週間あけて2回打つ必要があります

つまり、ワクチンを打ってもきちんと免疫がつくまでに時間がかかります。

ワクチンを打てる機会があれば、メーカーにこだわらず積極的に打ち、早めに免疫を獲得する方が助かる可能性が高いです。

一刻も早いコロナの収束を願っています。

 

コロナワクチンは、『利き手じゃない方』に打つ│右腕?左腕?どっち?

コロナワクチンは、2回とも、『利き手じゃない方』に打ちます

コロナワクチンの副反応で、打った方の腕が痛くなります

コロナワクチン接種後の腕の痛みは、打ったその日から2日間くらい継続します。

利き手は、日常生活の動作で意外とたくさん使います。

利き腕に痛みがあると、重たいものを持ったり、ドアを開けたり、お皿を持ったりするだけでも、意外と苦痛です。

この痛みは、2回目を打つときまでにはすっかりなくなっているため、2回とも『利き手じゃない腕』に打ちましょう