注射をした後に、『軽く押さえてくださいね』や、『もまないようにしてくださいね』などいろいろな声かけがあると思います。
中でも混乱を招きがちなのは、『もむ』のか、『もまない』のか、です。
- 予防接種後は、『もまない』が正解
現在は、予防接種後、打ったところを『もまない』が正しいとされいます。
毎回、『どっちだっけ?』と迷うと思われますが、『もまない』が正解と覚えてください。
現在、コロナワクチンの予防接種が話題になっています。
コロナのワクチンを打つ前に、副作用の確率も確認しておいてください。
・公式データから副作用率を要約 ⇛(https://sato-nou.com/covid19-vaccine)
・2つのコロナワクチンの副作用率の公式データを比較 ⇛(https://sato-nou.com/covid19-vaccine-which)
2021年1月に新しいコロナ治療薬のデータが報告されました。
効果的で副作用も少ないです。
- アビガン
- レムデジビル
- 新しい抗体治療
(『新しい抗体治療』の内容は、医学論文でしか出ていないので、まだ知らない方が多いかもしれません)
予防接種後は『もまない』が正解
予防接種後は、もまない方が良いです。
昔は、注射したところもむことで、皮膚が硬くなることを予防したり、免疫が十分につくようになると考えられて、もむことが推奨された時代がありました。
でも、インフルエンザワクチンに関しては、そのようなエビデンス(研究成果)はありません。
予防接種後は『もまない』
- インフルエンザ予防接種後には注射部位を揉まずに血が止まる程度に押さえるだけでよい
- もんでも、もまなくても、免疫獲得の影響に差はない
- あまり強く揉むと皮下出血を来すこともある
予防接種に関するQ&A集 2019(一般社団法人 日本ワクチン産業協会)
打った後に特に『もんではいけない』注射
ある種のホルモン注射は、特にもんではいけません。
前立腺がんや、子宮筋腫のホルモン注射であるリュープロレリンがこれに当たります。
打った後『もむ』注射はあるの?
打った後にもんだ方が良いとされる注射もありますが、特殊なものばかりです。
打った後にもまないといけない注射は、筋肉注射をする一部の特殊な抗生剤などで、今はほぼ使わないものが多いです。
抗生剤は、『飲む』か『血管注射(静脈注射)』が多く、筋肉注射はほとんどされていません。
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